柳澤会計だより

平成22年9月30日

やっと秋らしい気候になってきました。
朝晩と冷え込みますので皆様ご自愛下さいませ。
【事務所からのご連絡】

急で誠に申し訳ございませんが、コンピューターの入れ替えに伴い、来る一〇月八日(金)を臨時休日とさせていただきます。
顧問先の皆様には大変ご迷惑をお掛けしますが宜しくお願い申し上げます。
尚、その間のご連絡は、事務所宛のファックス、ご郵送、柳澤宛の携帯電話、メール等をご利用いただきたく宜しくお願い申し上げます。


【税務調査における消費税】

税務調査といえば本来は法人税や所得税と思われがちですが、この長期間の不景気で利益の出ている法人や個人事業者が少ないことも影響して、最近は、消費税を重点的に調査する調査官もいるようです。
付きましては、顧問先の皆様には、基本的な点を確認させていただきたくお願い申し上げます。

一、請求書・領収証等
次の項目が記載されているかご確認お願い申し上げます。
①「宛名」欄に、皆様の正式な名称
「上様」は駄目です。
②「但し書き」欄に、内容の記載
「お品代」は駄目です。
③支払の中に、消費税の非課税等と課税のものが混ざっている場合は、個別に判るように記載して下さい。この場合請求書等に具体的に記載されていれば、
領収証等への記載は一括で構いません。
具体的には、
A「福利厚生費」「交際費」
慶弔費、商品券、等が混ざっていませんか?
B「旅費交通費」「通信費」
海外への電話代や航空運賃等混ざっていませんか。
C「車両費」
軽油税が混ざっていませんか。
D「修繕費」
車検の時に自賠責や重量税等が
混ざっていませんか。
E「支払手数料」
登記の時の印紙代や、不動産業者に支払う仲介手数料等で土地の売買や居住用の賃貸の時の費用が混ざっていませんか。
F「地代家賃」
地代や家賃は、賃貸の内容により消費税の扱いが異なりますので、契約書をお見せ下さい。
G「リース料」
リースの契約により諸費税の他に法人税や所得税でも扱いが異なりますので、契約書をお見せ下さい。
H「諸会費」
通常の会費は業務運営上のもので課税仕入(消費税の経費)とはなりませんが、○○参加費のような会費は対価性が有るため課税仕入となります。

二、帳簿への記帳
次の全ての要件を満たさなくてはなりません。
①月日
支払をした日では無く、提供を受けた日です。
②相手先の正式名称
③内容

三、簡易課税を選択した場合
基準期間(二年前)の課税売上が5千万円以下の場合で簡易課税を選択している場合は適用されます。
この場合は、売上に仕入率を掛けて消費税の計算をします。ご注意頂きたいのは「事業区分」です。第一種から五種まで有りますが、売上の区分をしないと、仕入率の最も低い事業区分とされます。
例えば、
①仕入れた物を全く加工しないでそのままの状態で他の業者へ販売するのは「第一種」ですが、たまたま業務用の車両を売却したとします。その場合は「第四種」ですので、区分表示をしないと全て「第四種」となり、高い消費税を納付することとなります。
②仕入れた材料を加工して売る売上と、支給材料を加工する売上が有る場合、ご面倒ではございますが、売上を分けてご記帳お願い致します。前述は「第三種」後述は「第四種」で消費税の課税区分が異なります。

具体的には事務所までお訊ね下さい。


 
Copyright© 2016 柳澤会計事務所 All Rights Reserved.